一生の傷。




♪~♪~♪~

ーメール1件ー


私は深く深呼吸をして

メールをみた。


『凛?ww』


「宏斗さんだ…。」

私は嬉しくて嬉しくて

泣きそうだった、

すぐに返信をした。

『凛ですよ♪
 いきなりすいませんw』

と送った。

宏斗さんからのメールを待ってる間の

ドキドキはとても懐かしかった。

それから、私達は前みたいに

毎日、メールをしていた。

私にとってはその時間が

1番幸せだった…。



でも幸せを夢みるのも一瞬、

夢をみるたび

誰かに壊されてしまう。



私は今ある幸せを壊されたのだ。




…………大輔によって、




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