僕の女神、君の枷~幸せって何だろう?


私が彼を助けた行為と、その派遣村での炊き出しが、実は同じ次元のものであったのだと、彼が気付くことが怖かった。


彼が私を女神と慕うその気持ちは、いつか何処かへ消えていく。

彼が普通に一人立ちして生活するようになれば、私はその時、必要なくなる。

そんなこと、わかっていた筈だったのに。


それでも彼を引き留めたい衝動が、私を襲ったのだ。



そんな私の自分勝手な我が儘に、彼はキスで応えてくれたのだ。
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