金平糖のような甘い甘い恋

あの女

 「暇だぁ」


 そう思いながらとぼとぼと歩く。
 
 俺の名前は藤本連。
 中3で今暇だから散歩中。


 「何してんだ?あの女」


 少しして歩くとある女がいた。

 その女はおどおどしていた。

 道に迷ってんのか?


 「どうしたの?」


 俺は女に話しかけた。

 
 「え?...道に迷ってしまったんです」


 やっぱりな...。
 てか、この子可愛い。
 って、そんなこと考えてんじゃねぇよ。
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