七夕☆Angel
次の日、まなと食事をした。

「ゆめ〜、あの‘天使’とどーなったの?」

「あー、かける?まだどーにもなってないよ。」

「‘まだ’?ってゆーか、かけるって呼び捨てだしぃ。」

「まだ」…確かに私はそう言った。

あまりにも自然に出た言葉で、ちょっと恥ずかしくなった。

「それより!まなはどーなの?合コンの後、二人きりでどっか行ったでしょ?」

「あ〜あの人ね。別に何も。携帯も聞いてないよ。」

「え!?そうなの?なーんだ〜。」

『やっぱりまなってサッパリしてるな〜。』

でもそこがまならしさなのだ。
< 25 / 69 >

この作品をシェア

pagetop