魔界のお姫様。ー3人の悪魔たちー
「ルウナがまだ気持ち言ってないんなら、俺にもまだルウナを奪うチャンスがあるのかな~。」


ニヤリと笑い、アタシの顎をもつ。


「ちょっと!セル!」



「嘘、嘘~でもルウナ~。俺、まだルウナのこと諦めてないからラウルの話をされるとキツイんだけど。」


「え…」


「そんな顔しないの!
からかっただけ。」


ポンポンと優しく頭を撫でられる。


「セルのバカ。」


「悪かった~!
よし、真面目に答えてあげよう~。」


さすがセルだなあなんて感心したのもつかの間…




「やっぱりそう言うのは、スパッとストレートに言うべし!」


それができなくて困ってるのに…



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