空の彼方に
「・・・あぁん・・・」

もどかしい。

もっと、もっと・・・

強く感じたいのに・・・

「・・・欲しそうな顔してる・・・」

うん・・・

欲しい・・・

言ってしまいたいけど、恥ずかしくてそんなこと言えない。

「今日は、"優しく"してやるよ」

わざとその部分を強調して言う彼方の舌先が、ようやく触れて欲しいところをつついた。

「あぁ・・っ・・」

欲しくて欲しくて、赤く腫れあがった蕾はそんなちょっとした刺激にすら敏感に反応した。

彼方の唇がそこを吸い上げ、私は蜜を溢れさせる。

彼方がわざとたててる音が恥ずかしくてたまらないのに、興奮してしまう自分も止められなかった。
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