空の彼方に
「・・・いたっ・・」

ビリっとした痛みが首筋に走る。

「・・・お前は俺のものだろ?」

何度も何度もその痛みが体を走る。

「あいつのものじゃないだろう?」


あいつ・・・?


「・・・あいつ・・・って・・・?」

「・・・この間、来てただろ、スーツ着て・・・」

スーツ・・・?

私は一生懸命記憶を辿る。

スーツでうちに来る男性といえば・・・
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