漆黒の黒般若

「煮るなり、焼くなりねぇ〜…。なにしようかなぁ？こんな好条件出されちゃったら僕負けられないね」


その言葉に色々と疑問が浮かぶがあることを思い出した

前に宴会をやったとき沖田さんに耳元で囁かれた事だ

それを思い出して耳まで赤くなる


そんな楠葉を見て総司は何かに気付いてにやにやしながら口を開いた

「楠葉ちゃんってさぁ、恋人とかいたことないでしょ？」


「はいっ？」

総司の言葉に一瞬にして顔の赤さが増す


「あははっ、やっぱりね〜。大丈夫、この事は誰にも言わないであげるからさぁ」


この男に楠葉は殺意が芽生えるのがわかった


「道場、行きましょう。あたし今なら沖田さん殺せそうです」


「あはは。それは光栄だね〜」



こうして２人は道場へ向かった