幸せの記憶
その夜、俊彦さんから連絡があった。

今日の夜、都内のホテルに
ひろしさんが結婚式の打合せでひとりで
宿泊するとのこと。

俊彦さんと飲む約束をしてるので、
そこに来たらどうかという誘いだった。

私は早速着替えて、
いつもより念入りに化粧をして
ホテルのバーに向かった。

最初、バーに現れた私に
びっくりしていたが、
俊彦さんが、自分と付き合っていると
うそをついてくれて、
三人で一緒に飲むこととなった。

敏彦さんはひろしさんに
お酒をかなり進め、
ひろしさんは、酔いつぶれてしまった。

そして私に
「このまま一緒に部屋に行っちゃいなよ。
おれは帰るから・・・」

そう行って、敏彦さんは
私とひろしさんを置いて帰っていった。


< 31 / 112 >

この作品をシェア

pagetop