俺だけの花嫁



「俺には真琴が居るって言ったろ?」



真琴にニコッと笑い、屋上を出て行った。



そうだ。俺には真琴が居るんだから。



あんなセリフで動揺するなんてどうかしてる。


真琴に気が付かれなかっただけ良かった。



「最低だな、俺…」



そう呟いていた。













< 125 / 244 >

この作品をシェア

pagetop