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「香織ーー、あ、花木くんおはよう。香織借りるね?」
教室に入るなりらあたしはみんなのもとへと連行された。
雄大は腹黒い笑みを浮かべながら、手を振ってあたしを身を来る。
周りから見れば優しい彼氏。
だけどあたしには、余計なへますんなよ、の意味にとれた。
「で、で、どうゆうことよ??」
と、あたしをれんこうした、紗季は目を輝かせながら聞いてくる。
「どうもこうもないよ…」
部屋貸すから付き合え、って言われた。
なんて口が裂けても言えないわけで。
「雄大に告白されて、付き合うことに」
その言葉に、キャーとまたもや黄色い声が響く。
なんで女の子って、こうも恋ばなが好きなんだろうか。
てゆうか、みんな雄大のこと知ってたんだ。
なんて、あたしは別のことに驚いていた。
「花木くんって言えばさ、年上の人とつきあってるって噂あったからね」
へ??
「あ~ね、何回か見かけた子いるよね。
しかも、同棲してるって感じだったらしいし」
ん??
どうゆうこと??
女の影有りですか?
あたしは気づいたら茅の外。
みんなは雄大の噂話で盛り上がっている。