地味女が巻き込まれました。【下完】

決戦



「綾香…、此処から移動しないといけないんだけど。…歩ける?」



目を覚ますと、流架の姿は無く、流蛇は心配そうに私の顔を覗いていた。


その表情は、何だか焦ってる様にも見えた。



「んぅ…、歩ける…。」



寝起きと、体のだるさで少し辛いけど私はゆっくりと立ち上がり、流蛇の後についていった。



皆が私を助けに来ていることも知らずに…。


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