スノー・センチメンタル
「そりゃ言えねぇなー。今日出会ったばかりの見ず知らずの他人に、気安く名前教えるなんて、危険じゃん」
なんだそれ。見ず知らずの他人に名前教えたところで、どんな危険があると言うのだ。見ず知らずの女の車に乗り込むことの方が、よっぽど危険だとお姉さんは思うのだが……。
「ああ、わかった、もういいよ。で、『あっくん』のおうちはどこ?」
『おうち』って……。あっくんが余りにも幼稚だから、ついついオコチャマ言葉になっちゃう。
「この道を、あっちに真っ直ぐ」
言って後方を指差す。反対方向じゃん。もっと早く言えよ。もうかれこれ10分近く走っちゃったじゃん。
なんだそれ。見ず知らずの他人に名前教えたところで、どんな危険があると言うのだ。見ず知らずの女の車に乗り込むことの方が、よっぽど危険だとお姉さんは思うのだが……。
「ああ、わかった、もういいよ。で、『あっくん』のおうちはどこ?」
『おうち』って……。あっくんが余りにも幼稚だから、ついついオコチャマ言葉になっちゃう。
「この道を、あっちに真っ直ぐ」
言って後方を指差す。反対方向じゃん。もっと早く言えよ。もうかれこれ10分近く走っちゃったじゃん。