おじさんって言うな! 〜現役JKに恋した三十男の物語〜
 咄嗟に思い浮かべたのは、“気持ち悪い”、“変態”、“犯罪者”。そんな不名誉な言葉達だった。


 ダメだ。言えない……


「実は俺……、金沢の事は仲のいい同期としか見てないんだよね」


「抱いたくせに?」


「え?」


 金沢にズバッと言われ、俺は慌ててしまった。あの晩の事を金沢は忘れたと思ってたが、そうじゃなかったんだ……


「なんてね。あの晩の事はいいの、気にしないで? 男って、愛情が無くても女を抱ける生き物だって、知ってるから」


「そ、それはお互い様では……」


「あら。私は河村君が好きになったから抱かれたのよ?」


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