SEASONS【完】
言い方はキツいし、心は痛むけど、
なんだかんだ言って千晃は話しを聞いてくれる。
そんな優しい千晃の態度に、あたしは我慢していたものが溢れ出した。
「ごめん……。
ごめんっ……」
泣きながら、何度も謝った。
何に対して謝っているのか分からないけど、とにかく“ごめん”を繰り返した。
「ごめんは、もういいけん。
とりあえず、落ち着きなよ」
運転しながら、あたしの頭を撫でた。
それにまた、溢れ出す。