SEASONS【完】
その間に千晃は、近くの公園の駐車場に停めた。
運転しながらでは、ちゃんと話しが出来ないからだろう。
停まったといって、外に出る訳でもなく、車の中にいた。
「あたし、どうしたらいいのか分からない。
水樹のこと好きだけど、雅治くんも気になるの」
あたしは、今まで押し込めていたものを吐き出すように話し始めた。
「2度目に会った時、雅治くんにキスされたの。
泣いているあたしを抱きしめてくれて、それで……」