ピアノレッスン
その指先はフリルのついたパジャマの胸元をなぞった。


「・・っん」


敏感な場所を優しくなぞられ、思わず変な声が出そうになる。




あ、あれ?

私いつの間に着替えて・・・・?



「着替えのことでしたら、私がお召し替えさせていただきました」



え?


「夜は下着をつけない主義でいらっしゃいましたよね」


今度はにっこりと微笑んだ秋月に何も言えなくなる。


「・・・私はお嬢様の専属執事ですから、何もかも存じ上げておりますよ。身体の隅々までも・・・ね」
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