彼女志願!

「だけどもうしません」



穂積さんはそう言って、私をぎゅっと抱きしめる。

ほのかに香るグリーンの香りに、切ないくらい胸が締め付けられる。


わざわざそういうこと言うのって……。



「それってっ……もうしないから、許せってこと……なんですかっ……?」

「はい」



さらりと答える穂積さん。


信じらんないっ…!



「うう~っ……」

「今は不思議と、萌としかやりたいとは思わないんです」



不思議とって、なんなの!?



「やだっ……」




< 164 / 648 >

この作品をシェア

pagetop