彼女志願!
「――」
「――」
だっ……ダメだ、集中出来ない。
目の前に穂積さんがいると思ったら、ほかに意識が回らない!
っていうかさ。
穂積さんとお茶するのが目標だったんだから、たまたま偶然とはいえ、おしゃべりとかしたいよ。
次の機会はまた四年後かもしれないし、今、出来るだけのことをやっておかなくちゃ損しそう!
よしっ!
「穂積さんっ」
一大決心をして顔を上げると。
穂積さんはシャープな顎の下に手をあて
頬杖をつき私をジッと見つめていた。