彼女志願!
目を開けると、穂積さんが目を細めて微笑んでいるのが見えた。
「今萌を気持ちよくしているのは、俺だってことを忘れてはダメです」
「はい……」
こっくりとうなずくと、彼は私の唇の端を指で拭い
そしてその手をまた、私の下半身へと伸ばす。
膝丈のコットンのパジャマの裾をもちあげ
下着の上を確かめるように動く指。
やがて、感じてどうにもならなくなった私のそこに軽く爪を立てられて。
小さく断続的に悲鳴をあげ背中を逸らせる。
声が止められない。
「凛先生の描く少女たちはみんな、こうされるのが好きでしょう」
「――!!!」
「じらされて、うんと、じらされて、そして指でイカされるのが好きでしょう?」