彼女志願!

キスと、ただ体の表面をなでられているだけなのに


私のカラダはもはや原型を取りとめない

ゆるやかに形を失っていく。



自分の体がドロドロに溶けていく。




「――ん……」




このまま死んだように意識を失ってしまいたい。

暗闇に飲まれて、意識を失えたらどんなに気持ちいだろう……。





「――萌」



穂積さんが私の舌先を唇で挟み、ちゅう、と音を立てて吸う。



「――んっ……」



ぴりっとした痛みに意識が戻った。




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