彼女志願!
「お布団ひきました。やすんでください」
「ええ、そうですね。ありがとう。助かります」
「フローリングだけど、カーペット敷いてるからだいじょう――きゃっ!!」
ふんわりと、布団の上に押し倒される私。
「穂積さん……?」
急に存在を主張し始める心臓。
ドギマギしながら穂積さんを見上げる。
「布団を用意してくれるなんて。萌がやっと俺に抱かれる気になったのかと思うと、感無量で」
冗談で言っているのか
本気で言っているのか
穂積さんはクスクス笑いながら、私のこめかみにキスを落とす。