彼女志願!

「考えさせて下さいって言って、カフェを出ていった……」

「それはほづみんの優しさだね」

「いきなり断ったら角が立つと思ったんだろうね」

「謝った方がいいよね。忘れて下さいって」

「そりゃね。メールしたら? ちょっと煮詰まってて、訳の分からないこと言ってすみませんとか、軽い感じで流してさ」

「うん……」




二人の助言もあって、とりあえず自分の部屋に戻った私。


PCを立ち上げ、穂積さんのメールアドレスを表示させた。



「えっと……穂積さま。今日は、おかしなことを言ってしまってごめんなさい……。いろいろ、煮詰まってたんだと思います……忘れてください……鴻上凛っと……」



言われたようにメールを書いて、ぼーっとそれを眺める。




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