彼女志願!
だめだって思うのに
穂積さんのキスは私のどうしようもない場所を突いてくるから
体も心も、バターみたいに溶けちゃいそう……。
「穂積さ……」
「モエ、おはよー! 原稿あがったよ! 温泉行かない、温泉っ!!」
唐突に、バターンとドアが開いた。
「――!!!」
抱き合ったまま、凍り付く私と穂積さん。
穂積さんはそれまでの色気に満ちた目をいったん閉じ
「――」
意を決したように振り返ると、目を点にしたアキが、口をパクパクさせていた。