彼女志願!

私は作家として、白鳥先生の足元にも及ばない。


穂積さんはひいきするような編集じゃないってわかっているのに、やっぱり売れっ子作家が大事なんだって、ねたみを感じずにはいられない。


頭に血が上ってカッカしはじめる。


もはや寒さも感じなかった。


嫉妬で頭がどうにかなりそうだった。


この場に寝転んで、手足をバタバタさせたいくらい。

海まで走って「穂積さんの馬鹿っ!!!」って大声で叫びたいくらい。



ジリジリと焼け付く胸


焦げ付く脳裏




うまく息が出来ない。




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