彼女志願!

「私だって……抱えられますよ!」



そう、叫んで彼の頭をぎゅうっと抱きしめた。


穂積さんにはいつだって笑っていてほしい。

けれど、人生ってただ笑えるだけの日々じゃないから……


だったら私は彼を支えるんだ。



「穂積さんになにがあっても、どんなふうに生まれ育っていたとしても、愛してます。だから大丈夫」



穂積さんが世界一の独裁者で

たとえ世界中を敵に回したとしても



穂積さんが極悪非情の悪人で

一生逃亡生活を送らないといけなくなったとしても



傍にいる。



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