彼女志願!
「すすすすすす、すみませんっ……!」
穂積さんの胸を突き飛ばし、距離をとり、ペコペコ頭を下げた。
顔が熱い。
「本当に、すみませんっ……!」
そして私は、まともに穂積さんの顔も見れないまま、そそくさとその場を離れていた。
「どこ行ってたの~ほずみんに会えた?」
壁際に立っていたアキに、ぶつかるようにして隣に立つ私。
「会えたけど……かっこわるいところしか見せられなかった」
「え」
「派手に転びそうになって……穂積さんが助けてくれたから、床に寝転がらなくてすんだって、感じ」
「そういや悲鳴っぽいのが聞こえたけど……萌?」