彼女志願!

「心配……」



けれど穂積さんは「ウソ」をそれ以上追及せず。

ユズさんの言葉を鼻で笑うと、美しい額に指をつき、眼鏡の奥の瞳を細め、ささやいた。



「体で言うことを聞かせているくせに、よく言う……」



なっ……

なにーーーー!!!!!!



なに、ニーナとユズさんってそういう関係!?

おじいさんの元愛人とニーナ、そういうことになっちゃってるわけ!?



「あら、別に悪いことじゃないでしょう。それにね、あたし、最後の一線は超えてないんだから。一応そのくらいの仁義は通すわよ」



そういって艶然と微笑むユズさんは、背筋がゾクゾクするくらい美しかった。



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