歩み続ければ
遥side
柚がカラオケボックスから出ていって10分がもうすでに経過していた

「...遥」
相変わらず蓮は心配顔

「..大丈夫だって! きっと明日にはいつもみたいにはしゃいでるから!」

そういい、蓮にいつもの笑顔を見せた

でも...
蓮の瞳はそっと私に向けられる

「....蓮...」
すると蓮は近寄ってきた

そして蓮は私の前にたち、手を上げた

私はぶたれるんじゃないかと思い反射的に目をつぶり、顔をしたへ向けた


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