お隣サマ。


このまま相手をしていても時間の無駄だと感じたあたしは黙って部屋に戻ろうとした




「あ、ちづるちゃん」

「はい?」

「お茶、のんでね。絶対気に入ると思うから」



そういってニコニコと相沢さんは手を振った






あたしはかるく会釈だけをしたあたしは部屋に戻る






あの人にはきっと悲しいとかムカつくって感情がないおめでたい人なんだな




「はぁ……なんか疲れちゃった」







あたしはそのままぐだぐだと準備をして大学に向かったのは言うまでも無い




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