My way -選んだ道-


「…俺に話せるか?…全てのこと…教えられるか?」


「…なんでですか?…私は必要のない存在なんですよ。私は…私は…いても邪魔なだけなんですよ…無意味なんですよ…。」


それが全てだった。

理由なんかない。

生きていちゃいけないんです。


「どうしてそう思う?…生きてる事に、必ず理由がある。生まれてきたことにも利益がある。お前はただ、理由が分からないから、死にたいと思ってるんじゃないのか?」


理由が分からない…。

そうなのかもしれない。

死にたくないのかもしれない。

だから、だから…


「それでも死にたいか?落ちたいのか?」


私は、首を横に振った。

死にたくないの。

私はまだ、生きたい。


「…生きたい。」


彼は再び腕に力をいれた。


「話せるか?」


私は縦に首を動かした。

近くにあるベンチに座った。

私の隣に人がいる、それだけでも奇跡だった。


「どうした?」


「…特になにも理由なんかないです。」


「ん?じゃ…」


「ただ…いじめられてただけです。」


< 6 / 6 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

Whisper.
結南†/著

総文字数/7,607

恋愛(その他)42ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
“アイシテル” たったその五文字があなたに届くまで、 あとどれくらいの時間が必要なんだろう。 私とあなたの距離は どれくらい長いのだろう。 こんなに近いのに、 何も届かない。 あなたには、愛がない。 でも、私にはあるの。 ▽2012-02-28
君しか....
結南†/著

総文字数/74,763

恋愛(その他)240ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
「先生!!!!!」 「危ない!!」 こんな生活が当たり前だと思ってた。 けど、ある日突然… 「おはよう」 「おはようございますお嬢様」 こんな関係可笑しくない!? でも… 消せない過去に苦しめられてる 貴方を私は見てしまった… 生物科教師+執事様 桜庭 大翔(26) × 不得意科目は理科+お嬢様 天王寺 美桜(16) 「大翔の全部…私が貰う…」 「俺がやらなきゃ何にもなんねぇよ。」 ───────────────── 読んでくださった方 ありがとうございます∀ 読者の皆様ありがとうございます∀ 感想も頂ければ嬉しいです`・ω・´ 感想ノートでも 私のHPでも どこでも、絡みたい人は 絡んでください◇ 本編 ○2010.10.01 ○2010.12.20 過去編 ◇2010.12.20 ◇2010.12.25
桜舞う木の下で
結南†/著

総文字数/66,328

恋愛(その他)215ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
※君が好き 〜世界で1人の私の先生〜 から、桜舞う木の下で にタイトル変更しました∀ 親愛なる先生へ 今の私は、先生に出会えて 良かったって思ってます。 先生を好きになって、 後悔した事も 数えきれないくらいあります。 でも、最後はやっぱり先生を 好きでいたいって 思っちゃう自分がいます。 先生、私は、貴方になら 青春って物を全部使っても 良いと思ってます。 残り、まだ三年あるけど、 先生に彼女が出来ても、 奥さんが出来ても、 好きな人が出来ても、 例え振られるのが 分かってても 言わしてください。 私が一番好きなのは 先生です。 麻那より start:2010.08.23 finish:2010.09.08 修正(頁):2010.11.23 ==================== 読んで下さった方へ 初めまして、あめ玉です/ 出来れば感想を下さると嬉しいです∀ 読者になってくださると 泣いて喜びます(笑) ちなみに、今、小説大賞に エントリーしてます☆ 投票して下さると喜びます(笑) では、あめ玉でした☆

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop