スイートルームの許婚
「俺がスキなのは由可奈で…」



私はバシッと愛斗の頬を平手打ち。



「じゃあー何で?萌ちゃんとHするのよ!許せない!!スキでもない相手とそんなコト出来る節操のない男は嫌いよ!!」



愛斗は私に叩かれた頬を抑えて、俯く。



「今まではスキだったってコトか?」



愛斗は眼鏡を外した。

別人モードに突入したーーー・・・



「もう二度としないと言えばいいのか?」



愛斗が私に顔を近づける。


「…お前の嫉妬したその顔…可愛いなー。許せないなら、いっそ、俺を殺せよ」



愛斗は挑発的な声で私に囁きかける。
私を犯罪者にしたいの?







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