新選組にタイムスリップ!?


私が目を覚ますと、布団の中だった。


どこ…、ここ……。

私は確か、新選組に……。



私はハッとすべて思い出した。


「逃げなきゃ…!」


しかし、両手は縛られているから襖があけれない…。


(足で開けるしかない…)


襖の前に立つと、開けようと足を伸ばした。


すると、いきなり襖が開き私はそのまま前方へ倒れた。


しかし、フワリと包まれた感覚がある。


「逃げ出そうとするなんて…、無理に決まってるのに」


「総司、お前は少し黙っておけ」


「はいはい。つれないなぁ土方さんは…」


そんなやりとりを不思議そうに見ていると、こちらを見つめた。


「話がある。来い」


私は言われるがまま、2人についていった。



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