ホストーカー 【完】






コウさんと、同居してから調度、一週間が経ちました。


さあ、あの男はつぎは一体何を企んでいるのでしょうかね。




「美麗ちゃん、朝ご飯出来たから着替え終わったら来てねー。」



「はーい!直ぐに行きますね!」



コウさんはあの男とは違って、料理の腕はピカイチ。

朝が弱い私は、申し訳ない気持ちになりながらも、コウさんの手料理を朝から贅沢にも頂いています。



「うわぁ…、今日も凄い豪華ですね!」


「美麗ちゃんに喜んで貰いたくてさ。」



ニコリ。


朝からその輝かしい笑顔は反則です…!



「そういえばさ、今日、放課後空いてる?」


「えっと、はい…!全然空いてますよ…?でも何か今日ってありましたっけ?」



口に入ってた物を牛乳で一気に流し込んでドキドキしながら言った。



「ちょっと、付き合って欲しい場所があるんだ。…いい、かな?」



はい、

そう口が答える前に私は勝手に頷いていた。



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