ホストーカー 【完】



「美麗ちゃん、泣くの止めるからさ、ストーカーするの許してよ?」


「…しょうがない、わ。」


美麗ちゃん公認ストーカーに昇進だ。



「あ、そうだ。俺以外の男の前で泣いたら許さないよ?」


「はあ?」


「泣きたくなったら、俺を呼んで。もし、俺以外の前で泣いたらね。」


「へっ?」



美麗ちゃんの気の抜けた可愛い声。


もう、本当無防備だ。



隙ありっ



「ちゅーの刑」


「ぎゃああああ!」



張り手を貰った事は言うまでもなかった。


また、メモしないと。



美麗ちゃんのほっぺ柔らかい。



って。


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