ホストーカー 【完】
「レオ…、何俺の美麗ちゃんにくっついてるのかなあ?」
突然表情が険しくなり、声もうんと低くなる。
でも、これは完全にレオは無罪だ。
「レオは悪くないから…(むしろ悪いのアンタだから。)」
「レ・オ…だって?何で俺よりも先に…」
……地雷踏んだっっ!
更に麗羅は顔を険しくして殺気出させていた。
すると、レオが顔だけを私の方に向けコソッと耳打ちした。
「はあ!?そんなこと出来るわけないじゃない!」
「しかし、それ以外解決法は無いのです。」
「…レオ、殺されたいのかな?」
「……ケホッ」
そんな私達を見て更に更にヒートアップした麗羅は遂にレオの胸ぐらを掴み戦闘体制に入ってしまった。