キミガスキダカラ
タイトル未編集

出会い

ジリジリ,,,,,
うるさい目覚ましが部屋中に鳴り響いている。
そうだ。今日は高校受験の日。二年前から頑張ってきた、高校受験。私は中学一年の時いじめにあい、ずっと不登校だった。それからというものいじめのリーダーよりレベルの高い学校に行くために四六時中勉強に励んできた。まぁ当然かもしれないが、塾での成績は上位を保ち、みんなが知っているような、有名進学校を勧められ受けることになった。今までの2年間を無駄にしないように頑張らなきゃ!


重いからだを起こして雨戸を開けると、雪が降っていた。やばいな…嫌な予感…


予想は見事に的中。電車が止まっているのだ。これじゃあ受験会場に行けないや…どうしよう…


タクシーで行くか!


一人むなしく駅へ向かった。家までタクシー呼ぶの面倒だから。
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