二股?ガール -モテ期到来-
「えっと……じゃあ…「ちょっとまて。」」
私が返事をしようとしたら蒼空の声が重なった。
「……え?」
蒼空の方を向くとめちゃめちゃ瀬名先輩を睨んでいる。
「なんだよ?後輩くん。」
瀬名先輩もちょっとだけイラっとしている様子。
どうしたの、急に?
「……蒼空?」
蒼空を呼んだらこっちに急に視線を移してきたのでビックリ。
私が呼んだんだからだけどね。
「……━━━んだよ。」
「え?」
いきなりボソッと何かを呟いた蒼空に聞き返す。
真剣な眼差しで見て来る蒼空から目を反らせられない。
「オレ好きなんだよ、お前が。」
…………え、
何言ってんの?また自分、夢でも見てる?
「え、と?マジですか?」
そんなテンパる私に蒼空はフッと意地悪く笑って、
「超マジ。」
なんて言うから……
私の頭の中は余計に混乱状態が発生した。
………えぇぇえええええ!??