竜王様のお気に入り
「申し訳ありません。
この一件以降の竜王陛下の事に関しましては、一切存じ上げないのです。」
イオリはあくまでも淡々と答える。
「陛下は全ての者に対し、本心をお見せになる事はありませんので。」
そう言うと、ことさらに真面目な表情でヤヨイを見つめた。
「ハクリュウ様に求婚されてから、コハク様は随分お心を痛めておいででした。
ハクリュウ様は、決して先を考えずに、動くお方ではありませんでしたから。
ご婚約もきっと、何かしらのご意思の元に、なされたはずだと。
しかしながらコハク様にも、ハクリュウ様は何もおっしゃらず、コハク様も旅立たれてしまわれました。
ハクリュウ様のお気持ちは、あなたご自身でお確かめ下さい。」
この一件以降の竜王陛下の事に関しましては、一切存じ上げないのです。」
イオリはあくまでも淡々と答える。
「陛下は全ての者に対し、本心をお見せになる事はありませんので。」
そう言うと、ことさらに真面目な表情でヤヨイを見つめた。
「ハクリュウ様に求婚されてから、コハク様は随分お心を痛めておいででした。
ハクリュウ様は、決して先を考えずに、動くお方ではありませんでしたから。
ご婚約もきっと、何かしらのご意思の元に、なされたはずだと。
しかしながらコハク様にも、ハクリュウ様は何もおっしゃらず、コハク様も旅立たれてしまわれました。
ハクリュウ様のお気持ちは、あなたご自身でお確かめ下さい。」