竜王様のお気に入り
「ヤヨイは可愛いね。」


「っ!?」


ヤヨイは両手首を捕まれて、ハクリュウにあっと言う間に押し倒された。


柔らかい極上の布団の上に組み敷かれ、更にハクリュウの体重で、ヤヨイの体は深く沈む。


「ハクリュウ!重い!」


「そう?
俺、そんなに太ってないよ。」


的外れな返事をして、ハクリュウは凛々しく雄々しい体で、ヤヨイを包み込むように抱きしめた。


「俺、ずっとヤヨイと一緒に居るから・・・。
ヤヨイを選んでここへ連れて来て、本当によかった。」


耳元で囁かれ、ヤヨイはくすぐったい気持ちになった。


ハクリュウの想いを、素直に嬉しいと感じていたのだ。

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