ランデヴー
ふとそう考えていた自分に気付き、途方に暮れる。



私は本当に陽介と別れることができるのだろうか。


陽介と別れて、別の人をまた好きになることなんてあるのだろうか。



今の私には陽介と別れる自分の姿なんてちっとも想像できず、この先の未来に一筋の光すら見いだせずにいた――。
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