ランデヴー
「適当に座ってて、今準備するから」
お茶を出しながらそう言うと、倉橋君は「はーい」と返事をした。
陽介と使っていたカップは、もうない。
新しく買い換えたお揃いでも何でもないバラバラのカップを、今は使っていた。
この前は急だったこともあり2人で買い物をしたが、今日は予め買い物は済ませてあった。
まずお米を研いで炊飯器のスイッチを入れ、カレーを作り始める。
「倉橋君って辛いの平気だよね?」
「えぇ、割と大丈夫です」
「了解」
グリーンカレーを作ろうと思っていた私は、それを聞いて安心する。
何となく前に聞いたことがあった気がしたが、記憶がおぼろげで自信がなかったから。