シークレット・シェアリング~同居人は先輩社員~
「怒るのは無理ないわ…。私…常連だから」



「えっ!?」


「私…彼が副業で出張ホストしてるコト、知ってるの。たぶん、社内では私と珠希のふたりかな?」



「ええ~~っ!?」


佐久間さんの怒る理由がわかった。


私はとんでもない相手に私たちの秘密をバラしてしまった。



「サクヤ…アポは取ってないけど、これから、いつもの場所でどう?」


私の目の前で、夕利は佐久間さんに抱きついた。





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