特別な日 ~ St. Valentine's Day ~ (完)
 

「わ、バカ!何すんの!もー」



迷惑そうな顔をしながら、頬を膨らませてアヒル口。



でもすぐに笑顔を浮かべて髪の毛を整える君。



かわいすぎるし。





俺は目線を落とす。



誰かにとっての宝物が入ってるかもしれない、君のカバン。



君のカバンには、誰宛のプレゼントが入っている?

 
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