天神学園高等部の奇怪な面々ⅩⅥ
「ああ、アリトンというのはね…」
レスクレが薄く笑う。
「僕の故郷の方での呼び名ですよ…ヘブライ語で『暴露する』を意味する言葉に由来するという説と、ギリシア語で『秘密』転じて『口にできないほど恐ろしいもの』を意味する言葉に由来するという説のある呼び名なんです」
「随分と物騒な名じゃねぇか」
表情を険しくする龍太郎。
そんな不吉な由来の名を持つレスクレに…本人を前に言いたくはないが、あまりいい印象は持てない。
「正直ですね、龍太郎君は…思っている事が顔に出てます」
またも笑みを浮かべるレスクレ。
「ですがいいんですよ。素直に忌み嫌って…僕は悪魔ですから」
レスクレが薄く笑う。
「僕の故郷の方での呼び名ですよ…ヘブライ語で『暴露する』を意味する言葉に由来するという説と、ギリシア語で『秘密』転じて『口にできないほど恐ろしいもの』を意味する言葉に由来するという説のある呼び名なんです」
「随分と物騒な名じゃねぇか」
表情を険しくする龍太郎。
そんな不吉な由来の名を持つレスクレに…本人を前に言いたくはないが、あまりいい印象は持てない。
「正直ですね、龍太郎君は…思っている事が顔に出てます」
またも笑みを浮かべるレスクレ。
「ですがいいんですよ。素直に忌み嫌って…僕は悪魔ですから」