天神学園高等部の奇怪な面々ⅩⅥ
成程、無邪気で幼子のような阿行も、欲望ギラギラな男子生徒におぶさるうちに、己の持つ禁断の武器の効力に気付き始めているらしい。
色気づく怪異。
「お前はそういう方向に進むキャラじゃねぇから、あんまりそんなん覚えるな。理事長がお前の親御さんに叱られる」
「はーいっ」
龍太郎の窘めに、背中で返事する阿行。
「そういえばたろたろ、ファミマの冷やし担々麺が食べたい」
阿行無茶ぶり。
二月に冷やし麺は売っていないだろう。
「でも、理事長が『ファミマの冷やし担々麺はコンビニ冷やし麺最強』って言ってたよ?」
「そこは個人の嗜好だからな、必ずしも言い切れないだろう」
「うーん、そっかぁ…じゃあファミチキでいいやあ」
しょぼーん(´・ω・`)
阿行、冷やし担々麺ゲットならず。
色気づく怪異。
「お前はそういう方向に進むキャラじゃねぇから、あんまりそんなん覚えるな。理事長がお前の親御さんに叱られる」
「はーいっ」
龍太郎の窘めに、背中で返事する阿行。
「そういえばたろたろ、ファミマの冷やし担々麺が食べたい」
阿行無茶ぶり。
二月に冷やし麺は売っていないだろう。
「でも、理事長が『ファミマの冷やし担々麺はコンビニ冷やし麺最強』って言ってたよ?」
「そこは個人の嗜好だからな、必ずしも言い切れないだろう」
「うーん、そっかぁ…じゃあファミチキでいいやあ」
しょぼーん(´・ω・`)
阿行、冷やし担々麺ゲットならず。