命魂ハンター(ライフソウルハンター)


「その智憂って人はどんな人?」


「智憂?智憂はね…真面目で真っ直ぐな人。

だけど…ちょーっと天然なとこがあるの…。

あと…笑顔が可愛くってね!」


雪李はすごくうれしそうに話していた。

恋してます!って感じの女の子だった。

一国のお姫さまじゃなく、どこにでもいる恋する女の子のように見えた。


「って…ちょっとうざかった?」


「ぜーんぜん!

せつりんは…その智憂って人のこと大好きなんだね♪」


「…うん///」


雪李はえなの問いに照れ笑いしながら答えた。


「せつりんは…想いを伝えないの?」


雪李はその質問に驚きえなを見た。えなは真剣な顔をしていた。


「伝えたいよ?

だけど…智憂は…断ると思うんだ…。

私と智憂は姫と付き人の立場だから…。」


するとえなが雪李の頬を軽く引っ張った。


「えないひゃいよ…。」


「たしかに…姫と付き人って立場だけど…。

想いを伝えるのに立場とか関係ないよ。

伝えなきゃ相手には何もわからないし、伝わらないよ?

せつりんは…その想い…どうしたいの?」


えなが微笑みながら言った。



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