命魂ハンター(ライフソウルハンター)


「あ!柚柳!」


「えな…なんでここに…。」


柚柳は驚いた顔をみせた。柚柳に聞かれ、えなは事情を話した。

そして二人でみんなのところに戻ろることにした。


二人っきりのいまこの瞬間がえなにとっては幸せの時間だった。


「そういえば、柚柳の好きな人って誰?」


すると柚柳が立ち止まってしまった。


「柚柳…?ごめん!
聞いたらダメだよね…気にしないで?」


「俺の好きな人は…えなだよ…。俺はえなが好きだ。」


「え…?あ…えっと…。」


えなはなんて嬉しさと驚きで戸惑い言葉が出なかった。

それを見て柚柳は微笑み言った。


「返事はいつでもいいからさ。」




< 16 / 169 >

この作品をシェア

pagetop