406号室と405号室の2人。















「つぐみ、起きなさい!朝よ!」



「…ん?あ…?もう朝?」



「そーよ、だから早く起きなさい」



「ハァ…起きたくないよー……」




まだ寝たい!といってる体を無理矢理起こす。




「んーー……ハァ。よし!」



起こされてベッドから体を起こすまで40分。


今日は早いな。




のんびり学校行く用意をして、ふと時計を見るといつも家を出ている時間をとっくに過ぎている。




「わっ、やばっ」



朝ごはんを諦め、家を出てダッシュで学校に向かう。


今日はいつもより早く起きたのに、なんでだろ…?






学校に着いたのはチャイムが鳴る2分前。


「ハァハァハァ…良かった…間に合った……」



「あんた走ってこない日ないでしょう…」



「……そんなことないよ」



みんなに挨拶しながら席に座って右隣りに体を向ける。




「隆之介、おはよ!」



「….はよ」




あれ?




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