年上の彼女 ジョンフンの場合
朝起きた時、

すっかり付き合い始めた恋人になっていた。

「お、おはよう。」

「おはよ。頭、いたーい。」

「大丈夫?」

「うん。私、かなり飲んじゃったのよねぇ。」

「うん。でも・・・」

「でも、何?」

「よかったのかな?」

「何が?」

「僕で。」

「やだ、そんなこと気にしてるの?」

「・・・」

「ジョンフン、よかったわよ。」

「あ、そうじゃなくて。」

ヨンアがどういう人か、まだよくわからなかった。
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